第二種電気工事士とは/難易度が低く、どなたでも合格を目指せます

1.第二種電気工事士の資格とは

・学歴や実務経験は関係なく誰でも受験できる!

受験資格はなく、実務経験や学歴に関わらず誰でも申込みさえすれば、受験することができます。制服を着た学生からご年配の方まで、毎年10万名以上の方が受験している人気の資格です。
電気系の国家資格ではありますが、誰でも受験することが可能なため、正しい勉強方法さえすれば、初心者であっても合格することができます。
 

・収入アップ、独立開業もできる!

電気工事士は、二種と一種がございます。
「第二種電気工事士」は、戸建ての家や小規模な店舗など、600ボルト以下で受電する設備の電気工事を行うことができる資格です。具体的には、屋内での電気配線工事、コンセントの設置工事等を行うことが可能です。
それに対し、「第一種電気工事士」は、工場やビル・集合住宅など、最大電力500キロワット未満で受電する設備の電気工事を行うことができる資格です。
 

電気工事士

 
第二種電気工事士を取得するメリットはいろいろあります。まずは収入アップに直結することです。
第二種電気工事士は、国家資格なので資格者手当などがある会社も多いようです。また現場で経験を積み、実績を上げることで収入アップに繋がります。
次に独立開業ができる資格で、ある程度実務経験を身に着けた後、独立される方も多いようです。
第一種電気工事士は、実務経験がないと免状がもらえないため、まず第二種電気工事士を取得して、実務経験を積んでから、第一種電気工事士へとステップアップすると良いでしょう。

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2.第二種電気工事士の試験情報

第二種電気工事士の試験には、「筆記試験」と「技能試験」があります。この両方に合格すれば、第二種電気工事士に合格ということになります。
 

第二種電気工事士試験

 

・筆記試験はマークシート!

筆記試験は、四肢選択のマークシート方式です。1問2点の配点で、問題数が50問の100点満点です。そのうち、60点を取れば合格です。制限時間は2時間ですが、1時間程度で解き終えることが多いです。
筆記試験は大きく分けて、暗記問題と計算問題となります。暗記問題:計算問題=8:2の割合で出題されるので、暗記問題から勉強していくことがポイントです。
 

・技能試験は実技練習が大切!

技能試験は、実際に工具を使い、実技を行う試験です。
毎年1月頃、(一財)電気技術者試験センターより13問の候補問題が公表されます。その13問の候補問題より、必ず1問出題されます。試験日程や試験開催場所によって出題される問題が異なるため、この13問すべてをしっかり練習することが大切です。
また、試験時間が40分ですが、間に合わなかったという方も毎年多いので、スピード感を持って施工を行うことも大切です。
 

3.第二種電気工事士の難易度と合格率

・筆記試験の合格率は平均で60.1%!

まずは、筆記試験の合格率を確認してきましょう。下記の図の通り、ここ数年の筆記試験の合格率の平均は61%です。合格率が高いときは65.9%、低いときは55.4%となっています。誰でも受験できる試験であるのに関わらず、半数以上が合格できます。筆記試験の難易度は、そこまで高くはないことがわかります。
 

第二種電気工事士筆記 合格率

 

・技能試験の「本当の合格率」は低い!

次は、技能試験の合格率です。ここ数年の技能試験の合格率の平均は70.7%です。合格率が高いときは76.0%、低いときは65.3%ですが、この合格率の中には、筆記試験免除者も含まれています。
※筆記試験免除者とは、前回の試験で筆記試験は合格したが技能試験に落ちてしまった、その他の理由で筆記試験が免除であるが技能試験を受験する人を指します。
 
つまり、筆記試験免除者を含まない合格率は、初めて技能試験を受験した方の合格率です。
技能試験の平均合格率が70.7%であるのに対し、初めて技能試験を受験した方の平均合格率は59.6%でした。11.1%の差もあります。
そのため、技能試験の難易度は低いと思わずに、しっかり対策することが大切です。
 

第二種電気工事士技能 合格率

 

4.申込み→受験→合格→免状申請までの流れ

・受験のチャンスは年2回あります!

第二種電気工事士の試験は、筆記・技能ともに、上期試験と下期試験の年に2回実施されます。例えば、上期で技能試験に落ちてしまった場合、再度下期で受験することができます。
 

第二種電気工事士 申込み

 

◆申し込み

申し込み方法は、インターネットと郵便から申し込めます。インターネットの場合、(一財)電気技術者試験センターのホームページより申し込みが可能です。郵便の場合、受験申し込み開始日の約1週間前より、受験案内(受験申込書)が配布されます。配布場所は、一部の大手書店や都道府県庁免状窓口等です。
また、第二種電気工事士は47都道府県で受験可能で、申し込み時に試験地を選べます。
正式に受験申し込みが受理されたのち、試験の3週間~1ヶ月前程度に受験表が到着します。受験票には、試験当日の持ち物、具体的な試験会場、入室時間などの記載がございます。また、パスポートサイズの写真(縦45mm×横35mm)が2枚必要です。

◆筆記試験

持ち物を確認して受験会場へ向かいます。試験会場の受験する室内まで遠い場合が多いため、時間に余裕を持って向かいましょう。問題を持ち帰ることができるので、自己採点ができるように、問題にもマークしておきましょう。

◆合格発表

合格発表日、(一財)電気技術者試験センターのホームページで受験番号を入力すると、合否を確認することができます。もちろん、結果通知書も発送されます。合格の場合、この結果通知書と筆記試験受験票にある写真票が、技能試験で必要となりますので、必ず、保管するようにしましょう。

◆技能試験

技能試験では、筆記試験では必要なかった工具が必要です。実技で緊張しますが、落ち着いて受験しましょう。

◆合格発表

筆記試験と同様に、(一財)電気技術者試験センターのホームページで受験番号を入力すると、合否を確認することができます。もちろん、結果通知書も発送されます。合格の場合、この結果通知書を用いて免状申請を行います。

◆免状申請

各都道府県で免状申請の方法が異なりますので、各都道府県のホームページを参照ください。

5.第二種電気工事士の合格する勉強方法

・筆記試験は100点を目指す必要はありません!

筆記試験は60点で合格です。そのため、まずは60点を目指すことが大切です。
また、暗記問題:計算問題=8:2であるため、どこで得点すべきかを対策を立てながら合格点を目指しましょう。
順番は、暗記問題→計算問題で学習し、電気初心者で数学が苦手な人は、「暗記問題で60点とり、計算問題は解ける問題だけ解く」、逆に数学が得意な人は「暗記問題で50点近く点数をとり、計算問題は20点とる」というような得点イメージがおススメです。

・実技に慣れるまで繰り返し練習!

13問の候補問題を、欠陥なく制限時間内に、完成させることが最終的な目標です。
技能試験のステップは、「単線図から複線図に描きかえる練習」→「一つひとつの部材とケーブルを接続する練習」→「最後にすべて組み立てる練習」です。
技能試験の実技は、慣れるまで時間がかかるので、十分な時間を確保しましょう。

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電気初心者、文系、理系によって合格までに必要な時間は、異なります。共通して言えることは、実技経験がない限り、筆記試験より技能試験に費やす時間の方が長いということです。
下記は、参考例の1部となります。

◆電気初心者
【筆記試験】約1ヶ月(約1.5時間/日)
【技能試験】約1ヶ月半(約1.5時間/日)

◆電気初心者ではない
【筆記試験】約2週間(約1時間/日)
【技能試験】約3週間(約1時間/日)

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