第一種電気工事士 試験ガイド

第一種電気工事士 試験ガイド

第一種電気工事士の筆記試験は1、毎年10月の第1週の日曜日に実施されます。受験資格はありません。
受験申込みは7月頃です。筆記試験に合格すると、およそ2ヶ月後にある技能試験の受験資格を得ることができます。なお、前年度に筆記試験に合格するなど一定の条件を満たしていると、筆記試験が免除されます。また、電気主任技術者試験の合格者も筆記試験は免除されます。

1.第一種電気工事士の実務経験
2.申込みから試験までの流れ
3.試験の難易度 二種と一種の違い

1.第一種電気工事士の実務経験

第一種電気工事士の受験資格は、特に制限がなく誰にでも受験することはできます。ただし、試験に合格した後に一般的に5年必要となります。実務経験がないと免状は発行してもらえません。そのため、第二種電気工事士の資格をとって実務経験を積むことが必要となります。
専門学校生の中には、第二種と第一種を両方受験する人がいます。実力として、第一種電気工事士には合格できるけど、第二種電気工事士を取得しないと実務経験が積めないので、両方取得するというわけです。

実務経験が「一般に5年」というのは、大学、高等専門学校の電気工学課程の卒業者の場合卒業後3年以上(電気理論、電気計測、電気機器、電気材料、送配電、製図(配線図を含むものに限る)及び電気法規を修得していることが必要)等の場合があるからです。詳しくは(一財)電気技術者試験センターのホームページで確認してください。

2.申込みから試験までの流れ

■STEP 1 試験申込み

受験申込みの期間は、7月上旬から約2~3週間ほどです。この期間を逃すと次に受験できるのは次の年になってしまいます。お申し込み忘れのないようにしましょう。また、その年によって期間は変わることがありますので、こまめに確認をするようにしましょう。
申込み方法は第二種と同じですが、受験料はインターネット申込みで10,900円、郵便申込みで11,300円となります。

■STEP 2 受験票

申込みをすると、9月中旬頃に(一財)電気技術者試験センターから受験票が送付されます。受験票は、申し込み後すぐには送付されません。また、受験票が届かない場合の申し出期日が受験案内に記載されています。必ず受験案内を確認しましょう。

■STEP 3 【第一種電気工事士】試験日と結果発表

試験日は下記の通りです。

【筆記試験】
試験日:10月上旬、結果発表:11月上旬 
【技能試験】
試験日:12月上旬、結果発表:1月中旬

試験地は全国にありません。必ず受験票で確認が必要です。
第一種電気工事士試験地: 北海道、岩手県、宮城県、新潟県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、石川県、大阪府、兵庫県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
試験会場は第二種と同様に大学や大型施設が試験会場となるケースが多いかと思います。最寄り駅から会場まで時間がかかることも想定しておきましょう。自宅から受験することができないから、近くのホテルを折角取ったのに会場まで時間がかかってしまい間に合わなかったということがないようにしましょう。地方の場合は、前日までに必ず確認した方がよいでしょう。
試験の結果発表日に「試験結果通知書」が発送されますが、(一財)電気技術者試験センターのホームページでも確認ができます。

3.試験の難易度 二種と一種の違い

第一種電気工事士の試験は、第二種の範囲に加えて高圧受電設備についての知識がポイントとなります。
ただし、それほど難易度が高いわけではありません。科目ごとにポイントを押さえて学習していくことが重要です。電気の学習が初めての方は、第二種の範囲を押さえてから、第一種の学習として低圧の部分から学習するとわかりやすいでしょう。

筆記試験の合格ラインはここ数年は60となっています。すべての範囲を完璧に覚える必要はありませんが、高圧受電設備の知識がポイントになるので、その基本構成や施工に関しては、しっかりと押さえましょう。検査方法や発送電施設、保安に関する法令など暗記の科目は確実に得点できるようにしましょう。

技能試験に関しては、毎年4月に(一財)電気技術者試験センターのホームページで候補問題が10問程度公開され、本番ではその中からいずれか1題が出題されます。二種を取得されている人は、高圧の器具の取り扱いをポイントに覚えれば、作業上の難点は特にありません。
実際の作業の難易度よりも、公表された配線図から施工条件を踏まえて「正しく読み解く力」が問われる試験だといえます。候補問題の攻略書籍が販売されていますが、工事種別や施工条件等は開示されていませんので、本番の試験でいかに正確に対応できるかがポイントとなります。そのため、第二種のような候補問題丸覚えをしても試験にはあまり役に立ちません

参考:翔泳社アカデミーの「第一種電気工事士短期合格講座のポイント」

第一種電気工事士の筆記試験合格率は、40~50%と少し幅があります。筆記試験合格者が受ける技能試験の合格率は、60~70%前後 となります。第一種の受験者の多くは第二種を合格した人であるので、合格率を比較することはできません。但し、毎年受験者が5万名位で合格者が1万5000名位の試験ですので、難易度はそれほど高くありません

参考:第一種電気工事士 試験情報・データ

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