みんなの電気工事士 ブログ

スタートから4カ月!電力自由化のその後

2016年4月1日から電力自由化がスタートして早4カ月・・・。

最近はあまり耳にしなくなった言葉ですが、電力自由化になり何か変化はあったのでしょうか?

~おさらい~ 電力自由化とは?

もともと電気は自由にビジネスに参入することができませんでした。公共性が高く、生活やビジネスの基盤となるからです。

電気が私たちの家庭に届くしくみは、

「発電(発電所)」→「送配電(電柱とか鉄塔、電線)→「小売り」という流れになっています。

今までは、地域ごとにどこの電力会社が担当するかが決められていました。これを分割し、発電や小売りについて民間からも自由に参入・競争できるようになったのが電力自由化です。

今年の電力自由化で注目が集まっていたのは、電力の小売り会社です。携帯電話会社や石油会社、ガス会社などが参入し、電気代の割安提供をアピールしてきています。

特にセット割引については様々な会社が打ち出しており、石油会社がガソリン代のセット割引を提示してきたり、携帯会社が携帯電話料金とのセット割引を提示してきたりしています。また、ポイントが貯まるというアプローチもあります。

電力自由化

☆電力自由化の現状

電力自由化がスタートしてから、切り替え申請件数がどのように推移したのかを見てみると、電力自由化開始前の2016年3月31日までに切り替え申請をした件数は51万1300件。6月24日時点での切り替え申請は121万8700件です。スタートから3カ月の間に、約2.4倍に増加したことになります。

電力会社の切り替えをけん引してきたのは、消費者の多い東京電力エリアと関西電力エリアの2大都市圏で、この2つのエリアで約8割を占めています。

☆切り替えた人たちはどこを選んだのか?

現在、新電力とされる電力会社は通信・放送・都市ガス関係などさまざまで、電力の販売が可能な登録小売電気事業者は318社もあるのです!

その中で選ばれている電力会社はどこなのでしょうか?

東京電力エリアだと、東京ガス、JXエネルギー、東急パワーサプライ、ジュピターテレコム、KDDIなどが健闘しています。なかでも東京ガスは5月に契約件数が約30万600件になったと発表しています。

関西電力エリアでは、大阪ガスが契約件数15万件越えと報じられています。工場など大口部分での電気販売の実績があり、同じインフラ事業を展開していて信頼できるという点から、ガス会社を選ぶ消費者が多いようです。

経済産業省が自由化前に行ったアンケートでは、電気の購入先の変更を希望する消費者は全体の80%だったそうです。電力会社の切り替えはしたいと思っているけれど、まだ様子見をしている人たちが大半ということになりますね。この消費者がどう動くか、どう動かしていくかが電力自由化の今後の課題といえそうです。

今後も電力自由化がどのように変化していくのか、目が離せませんね!!

カテゴリー: ブログ
受講お申込み【第二種総合】
閉じる
第二種電気工事士
第一種電気工事士
電気工事士とは
お支払い方法